2005.03
ホテリアー   Y2 のソン・ユナとペ・ヨンジュン



以前、韓国エンターテイメント(bunka korea)サイトでペ・ヨンジュンの台湾ファン・クラブのマギー会長のニュースを思いだした。


その中で、ペ・ヨンジュンが今まで出演した作品のうち、共演した女優で誰がパートナーとして一番良かったのかが記されていた。その会長は「ホテリアー」のソン・ユナがいいというものであった。私はそれを見て内心にんまりとしたものだ。なぜなら、私はソン・ユナとペ・ヨンジュンの熱狂的なファンだからだ。



ペ・ヨンジュンの共演者を眺めてみると、私の知る限りで、「愛の挨拶」のソン・ヒョナ、「初恋」のイ・スンヨン、「パパ」のイ・ヨンエ、「素足の青春」のコ・ソヨン、「愛の群像」のキム・へス、「ホテリアー」のソン・ユナ、「冬のソナタ」のチェ・ジウなど錚々たるスター女優である。実際、以上にあげられた人たちはいずれ劣らず実力派の女優であり、美人の誉れ高い女優ばかりである。また、知性・教養に溢れたスタイル抜群の女優といわれた人たちだからだ。


しかも、いずれの女優も165cm以上の長身である。これだけの女優なので優劣をつけることなど大変失礼だし、土台無理な話である。従って、そのドラマにおける主役二人のイメージが良かったか否か、或いは、そのヒロインとして、ドラマの中でペ・ヨンジュンと外貌や服装などがバランスを取れていたのかが語られたのだと勝手に考えている。


しかし、そう思いつつ、スタイル抜群のイ・スンヨンも清楚なイ・ヨンエももの凄く好きな女優だし、エキゾチックなコ・ソヨンも惹かれるし、チェ・ジウは私の好きなドラマ「冬のソナタ」で抜群の演技力でユジンを演じてくれたので、ファン・クラブの会長のように、ソン・ユナが一番良かったなどとは言いづらいのだ。


ならば、ここにあげられたドラマで一番気に入っている作品で、知的なイメージがかみ合い、さらに、従来のヒロインの姿とは一線を画するタイプのヒロインを演じて、しかもヒロインとしての存在感を示してくれた女優を選ぶことにすれば、私も少し気が楽になるのだ。その意味では、「ホテリアー」は韓国ドラマの中で一番好きな作品であり、ソ・ジニョンを演じたソン・ユナは従来の概念を破ったヒロイン像を作った知性溢れる女優である。


少し具体的にいえば、ペ・ヨンジュンとデートしている場面を思い描くと、この作品ではシン・ドンヒョクという冷徹な米国籍のビジネス・マンを演じ、都会的なイメージをクールに発散させていたのだ。彼はこの作品のために、体を絞ってすっきりした体型をつくっている。だから、ここでヒロインとなるべき女性は、やはり知的で都会的なイメージ、かつ、細身の女性が必要になってくるのだ。


ソン・ユナはご承知のとおり、ファッション・モデルを連想するかのように腕も長く、きれいなすーっと伸びた長い脚、さらに歩く姿が一部の隙もない抜群の歩き方をするのだ。そして、役柄も超一流ホテルの支配人という地位の高い、気品に溢れたソ・ジニョンを演じているため、実にスタイリッシュな女性なのだ。従って、ニューヨーク育ちのペ・ヨンジュン扮するドンヒョクもまたスマートで洗練された男性を演じているため、ファッションも含め極めて二人のシーンは気品に溢れバランスよく映るのだ。実際のところ、私は「ホテリアー」における二人の相性は抜群だと思っている。


このドラマにおけるソ・ジニョンは不思議な魅力があって、カメラが彼女の顔の左側を撮ると大人の雰囲気を醸し出すのだが、一方右側の顔を撮ると若く神秘的な美しさを見せるのだ。ところが、プライベートのソ・ジニョンは、全くそんな落ち着いた雰囲気をぶち壊すかのようながさつな一面も見せるのだが、孤独なペ・ヨンジュン扮するシン・ドンヒョクはその両面を持ったソ・ジニョンに惹かれていくのはあながち考えられなくもないと思うのだ。


なぜなら彼のようなビジネスの先端をいくような人物であれば、ビジネス・スクールやロ・スクール出の教養豊かな知性美を持った女性など一杯いたはずである。ところが、ソ・ジニョンのような女性はまずもってそのような世界には、極めてまれな存在のように思うのだ。ドンヒョクは愛に飢えていた。そんな彼の目の前に外貌、知性、教養に溢れていながら、鎧を外してくれるような安心できる庶民的な女性が目の前に現れたとしたら、恐らく一目見たときから新鮮で一目ぼれするのは間違いないのではないだろうか。


このドラマでは、富と名声を持った若き企業家シン・ドンヒョクが一人の女性を愛し、ビジネスの常道を逸して恋にのめり込んでいく姿に、違和感をもつ視聴者もあったように思うのだが、よほどシン・ドンヒョクは愛に飢えていたのだろう。それに応えたソ・ジニョンは彼が思い描く理想の女性像を全て兼ね備えていたことになるのだ。


そんなイメージを持った女性ソ・ジニョンをソン・ユナは見事なまでに演じて見せたのである。彼女は韓国でもイ・ヨンエと同じく、韓国が誇る国民的な女優の一人ではないのかと思う。彼女の醸し出すイメージは、韓国のマスコミのニュースなどをみると、清楚で礼儀正しい女優などの形容がつく知性美に溢れた女性であり、彼女の演じたソ・ジニョンのお転婆な姿も、妙に可愛く見えてしまうのである。従って、ドンヒョクは二つの顔を持ったジニョンに一生を賭けて、彼女のもとに行くことになるのだが、恋のライバルであるテジュンを演じたキム・スウンの好演で、見事なエンディングを迎えることになるのだ。


一方、ペ・ヨンジュンの魅力は、ソン・ユナと一面似たところがあって、真摯に演技者として主人公の人物を内面から掘り下げることは当然として、外面までもストイックに役作りに没頭し演じる真面目な俳優である。


どうもこの主人公を演じたソン・ユナとペ・ヨンジュンの二人は、演技に取り組む姿勢などを見ると、良く似たタイプの俳優なのではないのかと思う。そう感ずると似すぎのところもあるのだが、相手の気持ちが良くわかるので見事にはまることもいえるのではないかと思う。


私など、「ホテリアー」での二人を見ていると、絵になるお似合いのカップルと思うのだ。


もし、私生活でペ・ヨンジュンがソン・ユナの婚約相手だとしたら、二人のファンとして何か許してしまうような気がする。それほどにあのドラマでは、二人の息はピッタリとは合っていたように思う。今年1月にソン・ユナが記者会見で結婚について言及し、来年には年齢的にも結婚したいと大々的にマスコミに取り上げられていた。それによれば彼女の女優として理解してくれる人が望みのようなので、是非ペ・ヨンジュンssiにはお願いしたい。あなたの理想とする知的で教養に溢れた純粋なイメージの女性はソン・ユナssiではありませんか。あんないい女性はほかにはいませんよ!貴方なら目を瞑ってもよい。お願いします。





 ヨン様! ユナ姫 と 電撃結婚!!?なんて見出しのニュースが踊らないかな
   






幸せそうな二人の顔に注目!?
 “サラン ヘヨ“ ユナssi




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